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一般社団法人知創研 医療従事者対象セミナー2019 in 沖縄
~ニューロリハビリテーションの実践を目指して~
①「脳の画像解剖と脳画像評価の考え方」
日時:10月26日(土)10:00~16:00
会場:沖縄市福祉文化プラザ2階交流ホール
講師:玉利 誠 先生(福岡国際医療福祉大学准教授・国際医療福祉大学大学院准教授)
料金:8,800円(税込.カラー印刷資料代込み)
定員:先着30名
申込:URLより⇒ https://forms.gle/bm5FSKuaeWaKjVXC9
【概要】
近年、脳損傷患者のリハビリテーションにおいてセラピストが脳画像を確認することが一般的となった。しかしその一方で、脳画像の情報をどのように活かすのかという点についてはさらなる議論が必要であるように思われる。
本講演では脳MRI画像の代表的スライスにおける基礎的な画像解剖について概説するとともに、脳損傷後の身体機能と動作能力の予後予測を例に、Proportional recovery rule、Hodotopic framework、Bimodal balance recovery modelに基づいた脳画像評価の考え方について述べる。
②「半側空間無視や注意障害に対する病態解釈とリハビリテーション」
日時:10月27日(日)10:00~16:00
会場:沖縄市福祉文化プラザ2階交流ホール
講師:大松 聡子 先生(国立障害者リハビリテーションセンター研究所運動機能系障害研究部研究員)
料金:8,800円(税込.カラー印刷資料代込み)
定員:先着30名
申込:URLより⇒ https://forms.gle/bm5FSKuaeWaKjVXC9
【概要】
半側空間無視に対する評価では一般的に神経心理学的検査を中心とした机上検査、行動評価などを用いた包括的検査が行われる。一方、机上検査ではカットオフ値以上の成績を示すにも関わらず、日常生活動作では依然として無視症状を認めるようなケースをしばしば目にする。
本講演では、従来より行われている神経心理学的検査の限界点に加え、半側空間無視に対する最近の病態メカニズムを紹介し、病態メカニズムに対する新たな評価の視点に加え、症例を通じた病態解釈について述べる。
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[事務局より]
今回の講師のお一人である玉利誠先生は、6月に沖縄県にて開催されたセミナーにて「脳の構造・機能的神経ネットワークから考えるこれからのニューロリハビリテーション」をテーマにご講演頂き、受講された皆さまからも大変好評を頂きました。
今回は神経疾患のリハビリテーションにおいて重要となる脳画像をテーマにご講演頂きます。
玉利先生は日本神経理学療法学会運営幹事・日本ニューロリハビリテーション学会評議員・日本理学療法士学会代議員・福岡県理学療法士会学術局学術研修部長などを務められており、リハビリテーション医学会学術集会をはじめとする多くの学会講演などにおいても、「脳画像を『みる』から脳画像の『評価』へ」をキーワードに、セラピストのための脳画像の活用方法を提唱されています。
また、もう一人の講師である大松聡子先生は、厚生労働省国立障害者リハビリテーションセンターの研究員として、脳卒中後の半側空間無視や注意障害に関する研究を中心に研究をされています。
特に雑誌「Cortex」に筆頭著者としてパブリッシュされた「Visual search pattern during free viewing of horizontally flipped images in patients with unilateral spatial neglect」は、半側空間無視や注意障害の病態の一片を明らかにする研究成果として大変注目されました。
今回は大松先生のこれまでの研究成果から実際の症例を通した病態解釈と介入方法まで、幅広くご講演頂きます。
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ご高名な2人のスペシャリストをお迎えする弊社医療従事者対象セミナー2019in沖縄。
2つのセミナーを連続して受講することにより理解が深まり、広く臨床応用が期待されることも鑑み、今回はお一人が2つのセミナーにお申込みいただくことも可能としました。
また、今回は、当日会場においてスマートフォンを利用してリアルタイムに質問できる質問フォームも準備いたします予定です。
